任国で聞いた不思議な話

 


三宅 正人(平成3年4月〜5年4月まで、ミクロネシア連邦のポナペ島に建設機械て派遣)

 ミクロネシア連邦のポナペ島は、一周90キロと小さな島です。そこには、制作年月が1000年はかかっている謎の巨大遺跡があります。

 そんな島で聞いた不思議な話とは......

 ある休みの日、私の家で皆が集まっての会議が終わり、ビールなどを飲み飲み雑談をしていた時のこと。 私たちの現地語の先生(キヨシさん)の所に、ホームステイしているI隊が話し始めた。

「キヨシさんが、病気だったらしいが、良くなった」と。。。

 それは良かった、と皆(ミクロネアだって、病院ぐらいある、だけど入院していた話など聞かなかったぞ)。 ところが、なんとキヨシさんは、ローカル・ドクター(呪い師)にかかったとの事(「ローカルドクター」この響き??英語で言えぱ聞こえは良いが、日本語だと、「祈とう師?」又は......「おぱあちゃんの知恵袋の塊」?むむむ〜。

 ではキヨシさんは薬を飲んだり、お払いを受けて、良くなった???)。皆でどんな治療をしたのかと、想像を巡らせた。するとI隊員がニヤリと微笑み、そんな想像では及びもつかない事を話し始めた。ポナペ島は6地区に分かれている。その地区には、それぞれローカルドクターが居るとのこと(ムムーーこれは驚き、この小さい島に6人もの怪しい魔術師が居るとは......)。

 それでは、何処のドクターの所に行ったら良いのか?

 なんと、なんと、このローカルドク夕ーに行く前に、もう一人の占い師の所へ行き、どのローカルドクターに行ったら良いか占ってもらうのだという。「なに! それでは、まるで受け付けのような者ではないか」と皆が言う。 するとI隊員「そのとおり。しかも、その占いでは、テーブルに座り、聖書に(この地区のローカルドクターの所に、行って良いか?)と聞くのだそうだ。すると、聖書が動いて、テーブルから落ちるとだめで、もし一回転して止まると良い。一回転したローカルドクターの所へ、診察してもらいに行くそうだ。」 イヤ〜これはまさにポンペイマジック(注)だー。 占いのアイテムに、聖書が出てくるなんて。 しかし、嘘・本当はどうでもいいから、その聖書が動いてる瞬間を、見てみたかった〜。うむ〜不思議な話だー。

(注)彼地で信じられている呪いの類か? 詳しいことは三宅さんに尋ねて下さい。


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