特別寄稿 SARS ( 迷惑 ) な話
平成8年度一次隊
グァテマラ バドミントン 羽生美恵の夫 羽生浩明 「そういうことでしたら、保健所を通して頂かないと。」 「でも、キューバは感染地域ではないんですよ。」 「保健所に連絡してください。」 ・・・やっぱり、そう来たか。でも、今は土曜日の夜8:00。保健所が開いているわけもないのにどうすればいいのだろう・・・? 「まさかSARSでは?」私の頭の中に、真っ先に浮かんだのがそれだった。 4月末から10日間ほど、バドミントンの国際大会に出場する後輩のために通訳を買って出てキューバに行って来た妻。その妻が「風邪ひいたかも」と言って体温計を持ち出したのは帰国の2日後の夜だった。「疲れが出たんだろう」と思いつつも、最近話題の『SARS』が頭をよぎる。「熱が38度未満でありますように」 妻が示す体温計を恐る恐る眺めると・・・38.7℃・・・。可能性は否定できなくなった。 妻の看病をする傍ら、インターネットで情報収集をした。SARSの疑い例になる条件は、 1. 38度以上の熱がある 2. 咳などの呼吸器の症状がある 3. 10日以内に感染地域に旅行した となっている。1,2は当てはまるが3には当てはまらない。 キューバも経由地のメキシコもアメリカも感染地域ではない。 それを盾に翌日、事前連絡なしに病院へ行った。妻は海外渡航歴を伏せて受診したらしい。「ただの風邪」と言って薬をもらってきた。 しかし、夜になっても症状はひどくなるばかり。熱は39℃を超えた。 病院嫌いの妻も「病院へ連れて行ってくれ」という。そこで、病院へ電話したわけだが、私の一市民としての良心から、「妻は海外に行って来ました。でも、感染区域ではないキューバです。」と伝えたところが、先の会話である。 保健所へ電話をしたが、夜中であり誰も出ない。仕方なく消防署に電話をすると保健所の夜間休日連絡先を教えてくれる。携帯電話を担当者が持っているらしい。 「ルルル・・・」「ルルル・・・」何度呼び出しても出ない。 消防署に再度連絡すると、「管轄外だけど県庁所在地の保健所に連絡してみますから、しばらくお待ちください。」 待つ・・・。ほんの5分でも熱でうなされている妻を隣に置いて待つ時間は長い。10分ほど経って、電話がかかってくる。状況を説明すると、ちょっと困惑した様子。「県と相談してご連絡します。」 おーーーーい、いつになったら病院へ行けるんだ? |
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また10分ほど経った頃「ルルル・・・」「はい」「県の保険予防課です。」また一から状況説明。(いいから、さっさと病院を紹介しろ!!)という思いをかみ殺しながら。「行かれたのは、キューバだけなんですね?」「はい。経由でメキシコのカンクンとアメリカのヒューストンに寄りましたけど。」「全て感染地域ではないですから問題ないですね。」(そうだろ、そうだろ) 一旦電話を切り、待つこと5分。「県の保険予防課です。病院の方には私の方から話をしておきましたので、行ってください。万一何か問題がありましたら、私の方にご連絡ください。」さすが、県は強いらしい。 病院では大きな大きなマスクを付けた医者と看護婦がいた・・・。翌日、改めて病院へ行って点滴を受けると、妻は見違えるように元気になった。 SARSでは無かったらしい。 いつもは病気らしい病気をしない妻が、一番のタイミングで風邪をひいたおかげで、貴重な勉強をさせてもらった。 でも、元気になって良かった。 そう、病院へ行く直前に管轄の保健所の所長から電話があった。消防署から連絡が行ったらしい。「もう、県の方で手配して頂きましたら用はありません。」 そして、病院から帰ってきたら、保健所の当直職員から電話がかかってきた。 「先ほど、所長さんから電話頂きました。」 『お前ら、2人ともクビだーーーーーー!!』 - おわり - |
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------------------------------------------------------------------ 平成15年度「国際理解教育ひろば:共に生き、共に育む世界を考えてみよう」 いよいよ開催!参加者大募集 ------------------------------------------------------------------ 【国際理解教育を体験してみませんか?初めての方でも楽しく学べます。】 これまで、国際協力事業団(JICA)は、海外での技術協力事業や国内での研修員受入事業などを行ってきました。こうした協力活動の経験を皆さんと共有し、海外の異文化について共に学び、理解したいと考えております。 また、「開発問題」を途上国だけの問題ではなく、世界と密接につながっている毎日の“くらし”を見つめ直し、私たち一人一人がそこから問い直すことができないか」という視点に立ち、楽しく・わかりやすくそして、広く一般の人に参加してもらうことに重点をおきました。 この講座では、参加型のワークショップ形式を通し、参加者の経験を共有しあうとともに、「国際理解教育」を担う人材としてスキルアップをはかり、国際理解教育のファシリテーターの育成を目指します。 【7月ひろばのご案内】 7月ひろばは「ひろばの入り口:持続可能な開発のための教育と開発教育」と題して田中治彦(立教大学文学部教授,開発教育協会(DEAR)代表理事)を講師にお迎え。国際理解教育ひろばの初回講座として、ワークショップ(参加型)で行いますので、初めての方にも、楽しくひろばに参加してもらえるプログラムです。昨年のヨハネスブルクサミットで、日本政府は、国連に「持続可能な開発のための教育の10年」を提案し,採択されました。今後、「教育の10年」間に何をしていくのか、開発教育と関連づけた講演やワークショップを行います。 ■参加・応募方法 参加無料 ■日程 「7月ひろば」から「2月ひろば」まで(月1回開催) 7月ひろば:2003年7月6日(日)9:45-12:45 ■会場・交通案内 当センター研修棟3階講堂(7・10・2月ひろば) 8月ひろばは合宿を予定。 9、11、12月、1月ひろばについては会場未定。 ■対象 国際理解教育を担当する学校の先生、国際協力に関心のある学生、NGO、一般の方も大歓迎 ■募集期間・締め切り ひろば1週間前までに要申込。 ■お申し込み・お問い合わせ 国際協力事業団筑波国際センター業務1課 FAX:029-838-1790 TEL:029-838-1111 E-mail:jicatbc1-jocv@jica.go.jp 最新の情報はJICA筑波国際センター(新着情報)をチェックhttp://www.jica.go.jp/branch/tbic/tpl/new.htm |
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青年海外協力隊 茨城県OV会 2003年度イベント情報
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みなさまのご参加お待ちしております。くわしい情報は各担当者にお問い合わせください。 最新の情報は青年海外協力隊茨城県OV会のホームページをチェック http://ibaraki-ov.jocv.net/ |
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あとがき集まんなかったから今回はなし。 ![]() |